わからないこと、聞いてみよう。
なんだかわかりにくいことをレーコ先生がお答えします。
STEM教育って?
STEM教育はオバマ大統領が優先課題として取り上げたことで広まったと言われる教育です。
この4つの理数系の教育に力を入れることで、科学技術及びビジネス分野で国際競争力を発揮できると考えられています。
コンピューターの進化は現在の速度で行くと2045年くらいには人間の判断力を超える「シンギュラリティ」を迎えると言われています。
第4次産業革命では人々の働き方が大きく変わり、AIやロボットの活用により労働が機械に代替され、比較的スキルの必要のない一部の製造や販売、サービスなどの仕事にのみならずバックオフィス業務などについてもAIにより代替されると予想されています。
そのような社会の中で、現代の子どもたちがリーダーとして活躍することを目的とした教育です。
参照:シンギュラリティについての記事
2020年教育改革について
※2018年11月 小学校プログラミング教育の手引(第2版) が発表されました。
アベノミクスの一環で少子高齢化社会に立ち向かうための戦略として、生産性革命と人づくり革命を車の両輪に、2020 年に向けて改革に取り組んでいくことが示されました。
2016年4月政府の産業競争力会議で安倍首相は「日本の若者には、第4次産業革命の時代を生き抜き、主導していってほしい。初等中等教育からプログラミング教育を必修化します」と提言し、2017年12月閣議決定の「新しい経済政策パッケージ」の中で、新小学校学習指導要領が全面実施となる 2020 年度から全ての小学校でプログラミング教育が効果的に実施できるよう準備を行うと明示されています。
決定に先行して柏市では2018年4月より全小学校で授業にプログラミングを組み込むなど、各市町村でも取り組みが始まっています。
参照:文部科学省・小学校プログラミング教育について
今、注目のプログラミング教室。ママ達はどのように受け止めているのでしょうか?
◎プログラミング教室に通わせてから変わったことはなんですか?
「創造力が高まった」47.5%、
「勉強に意欲的になった」47.5%、
「自分に自信がついた」45.8%、
「物事を筋道立てて考えられるようになった」35.6%。
◎「近い将来、日本の労働人口の約49%がAIやロボットなどに置き換わる可能性が高い」という調査結果や「2045年にはAIが人類を超える」という予測に関する報道を知っていますか?
知っている 33.7%
2045年に働き盛りとなる子どものために、今後のAIとの仕事の関係に注目している母親は22.9%、将来の就業に向けたスキルや技術習得について、既に準備をはじめている 15.3% すぐにでも準備をはじめたい 21.4%でした。
※データは2017年4月発表の株式会社ジャストシステム『AIとSTEM教育に関する調査』(年少クラスから小学6年生までの子どもの母親1,652名を対象)結果より抜粋